FAQ_1 of ERISCIT3
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初診と治療前の質問
治療についての質問
その他の質問
初診と治療前の質問
Q1:
初めてがんと診断されましたが治療を受けられますか?
Q2:
どんながんでも治療できますか?
Q3:
主治医の了承がないと治療を受けられませんか?
Q4:
再発進行期がんの治療方針はどのようなものですか?
Q5:
私のがんは治りますか?
Q6:
アフェレーシスにどのくらいの血液が必要ですか?
A1: 初めてがんと診断されましたが治療を受けられますか?
原則として、当院は再発がんと転移がんの患者様を対象としております。ただし、ご来院していただいて今後の治療計画についてお話しさせていただくことは可能です。
A2:
どんながんでも治療できますか?
血液がんを除くすべてのがんが対象になります。ただし全身状態が悪くご来院出来ない方は残念ながら治療ができません。
A3:
主治医の了承がないと治療を受けられませんか?
基本的には主治医と情報を交換しながら治療に当たりたいと考えております。主治医に我々のすべての情報を提供することが皆様にとって一番利益があることだと考えているからです。ただし中には主治医と連絡を取りたくないという方もいらっしゃるので、その場合は別の医療機関を紹介することもできます。
A4:再発進行期がんの治療方針はどのようなものですか?
一般にがんが局所に留まっている場合、手術や放射線治療により根治的に治療を行う可能性が高いと判断されます。しかし、いったん治療した部分から再発してきた場合や転移した場合には根治的な治療法がないとみなされ、全身に効く抗癌剤が投与されます。多くの場合抗癌剤の効果は限定的であり、全身の副作用のため中断もしくは断念せざるを得ないことがしばしばです。このような病態に対してERISCITによる治療により、複数箇所の局所制御と全身化の防止を基幹とした最小侵襲治療を実現し、生活の質を低下させることなくがん随伴症状の緩和と延命をめざします。
A5:私のがんは治りますか?
がんの治癒とは何を意味するのでしょう?がんの原因である多段階遺伝子情報の擾乱状態を元に戻すという意味での原因療法は未だ開発されていません。そのため、がんや治療に伴う副作用のために命を落とさないで済んだという後ろ向きの回答しか提示できていないのが今のがん医療の実情です。ということは、どのような病態であったとしてもがん及びがん治療の副作用で命を落とすことがない限り、決してがんとの闘いに敗北したわけではないはずです。このような状態をできる限り長く維持することができれば人生を満喫することができると考えています。改めてがんが治るという意味を考えてみませんか?
A6:アフェレーシスにどのくらいの血液が必要ですか?
体の全血液をアフェレーシスの機械にかけます。治療に必要な血漿、単核球以外の血液成分は壊れた血球を取り除いて患者様の体にお戻しします。アフェレーシス施行後は若干貧血気味になりますので、補液や輸血が必要となる場合があります。
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